【日本映画】
これは、とても小さな、新しい冒険の始まり。

・青森を舞台に、青森で生まれ育った人々と限られたスタッフによって作られた野心作。
・第74回ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ部門正式出品/第65回サンセバスチャン国際映画祭 正式出品作品 ・第18回東京フィルメックス 学生審査委員賞・Filmarks賞 受賞
・五十嵐耕平監督が、東京藝術大学大学院在籍時に制作し、ロカルノ映画祭ほか海外でも高い評価を得た、映画『息を殺して』を本作の発売に合わせて初単独ディスク化。

【特典映像】(約50分)
・予告編(約2分)
・短編映画
『メルヒェン』(五十嵐耕平監督作品/約20分/東京芸術大学映像研究科在籍時制作作品/未公開)
『日曜日の朝』(ダミアン・マニヴェル作品/約20分/2012年カンヌ国際映画祭批評家週間短編大賞受賞)

雪で覆われた青森の山あいの小さな町。夜明け前、しんしんと雪が降り積もり、寝静まった家々はひっそりと暗い。漁業市場で働いている父親は、そんな時刻にひとり目覚め家族を起こさないように、静かに仕事に行く準備を始める。出かける前には、それが毎日の日課というように台所でゆっくり煙草をふかす。しかし、なぜかこの日に限って、その物音で目を覚ました6歳の息子。父親が出て行ったあと、彼はクレヨンで魚の絵を描く。そして翌日。結局寝ることができず、うつらうつらしたままの少年は眠たい目を擦りながら歯磨きをして、家族と朝食をとり、学校に出かける。だが、登校途中に彼は、学校には向かわず、雪に埋もれた道なき道をさまよい始める。父親に、この僕の書いた絵を届けに行こう、そう思ったのか、父親が働く市場を目指す。この日、少年にとっての新しい冒険が始まる。朧げな記憶を頼りに、手袋を落っことし、眠い目を擦りながら。

●発売日:2019/01/09
●出演:古川鳳羅／古川蛍姫／古川知里／古川孝／工藤雄志　ほか
●仕様:ブルーレイ1枚組／2017年・日本／収録時間：本編79分＋特典映像
●音声:日本語
●販売元:ハピネット・メディアマーケティング

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